学習者っていったい何を考えているんだろう? 教師ってどんなことを考えているんだろう? そんな疑問を抱いている人は、ぜひこの本を手に取ってほしいと思います。日本語教育=日本語を教えることではありません。そこには、相手(学習者)がいます。また、共に働く教師がいます。このような「人」と「人」がいてこそ、教育は成り立つものです。ということは、私たちは、「人間」そのものを理解しようとする姿勢が必要です。そこで、注目したのが「心理学」です。
本書は、非常に薄く、日本語もそれほど難しくないので、どんな人でも簡単に読めると思います。「動機付け」「ビリーフ」など、身近なテーマも多くあります!ぜひ、ご一読を!